2002/07/29 投稿者名:Bon タイトル:ヌメア&ウベア情報

 みなさん、こんにちは。真冬のヌメア&ウベアに、3歳児連れの3人家族で行ってきました。佐倉さんに旅行をアレンジしてもらったこともあり、大満足の旅となりましたので、ご報告&情報(特に小さいお子さん連れの方向け)です。

●こんなにいい季節なのに

 なぜ、こんな気持ちのよいシーズンに、人が少ないのでしょう!! 本当にさわやかな気候で、戸外でのんびり過ごすには最高の季節です。また、ヌメアより少し北のウベアでは、晴天の日には海に入ることもできました。

 特に、小さいお子さん連れのかたにはおすすめ。蚊に悩まされることもないし、一日中砂遊びをさせていても、日射病の心配もないのですもの!そのうえ、寝苦しい東京の熱帯夜から解放されるという特典つき!

●水が安全なのもうれしい

 日本からの距離、気候、治安....と、どれをとっても子連れ旅行には文句なし!のニューカレですが、それに加えて、水が安全なのもうれしいところ。水道水が飲めない地域では、飲み水はもちろん、カット野菜やフルーツ、ジュースの中の氷にも気を配らないといけませんが、ニューカレドニアではその心配はなし。離島であるウベアにはミネラルウォーターを何本か持ち込みましたが、パラディ・ウベア内のドリンクコーナーで買うこともできました(ただし、品切れの場合もあるようなのでご注意を)。部屋の水道水は室内のポットで沸かせば子どもにもOKです。

●ヌメアの街

 ヌメアの街は、想像していたより(?)ずっと楽しいところでした。現地の人たちがふつうに暮らしている感じが、いい! 彼らの「無愛想さ」も、なんともいえずいい! 観光客を見ると、怪しげな日本語で寄ってくるような人もいないし、妙に媚びたりもしない....。旅行者がいようといまいと、自分たちの生活は生活として守っている彼らが、とても好ましく思えました。

 それから、現地の人は無愛想そうに見えるけれど、じつはとても親切です。街でもお店でも、こちらが何かを尋ねれば一生懸命教えてくれようとするし、子連れである私たちにはいつもバスの順番を譲ってくれました。そして、こちらが必要としないときには放っておいてくれる....。そんなさりげない優しさの中で、とても快適な街歩きをすることができました。

●バスは楽しい!

 ヌメアとアンスバタの往復なら、バスがおすすめです。現地の人々と同乗できるのがなんとなく楽しいし、海辺を走るのんびりバスって、すごく気持ちいい! 降りるところは確かに分かりにくいのですが、目印さえ覚えておけば大丈夫。「あっ!ここだ」と思ったときにブザーを押せば充分間に合います。バス停は、屋根つきのところと、柱だけのところがあります(これは日本と同じですね)。

 ひとつ乗り越しても、充分に歩いて戻れる距離。私たちなど、初回はホテルを通り越してパームビーチSC前まで行ってしまいましたが、ここでの海岸でたまたま催されていた木曜市を楽しむことができました。これは拾い物!

●おみやげはやっぱりニアウリオイル

 ニューカレで気の利いたおみやげを探すのは、けっこうたいへん....と聞いてはいたのですが、一応あちこちのぞいてみた私。結論としては「欲しいものはすべてアクアさんで揃う」でした。特におすすめなのは、やっぱりニアウリオイル。日本ではあまりメジャーな精油ではありませんが、じつはこれ、とても重宝するシロモノです。

 ミントやユーカリに似た香りなので、鼻づまりには即効性があります。花粉症のお友だちのプレゼントに最適!です。もちろん、のどの痛み、咳などにも◎。ただし、興奮作用があるので、ラベンダーなど鎮静作用のある精油とブレンドするのが正解、と帰国後読んだアロマ事典にありました。

 小さなキズややけどの消毒にはぴったりらしいので、ミネラルウォーターに一滴垂らせば、旅先でのマキロン代わりにもなりそうです。

●蚊よけグッズ

 ヌメアの薬局で、いろんな種類の蚊よけグッズをみつけました。フランス製が多く、お値段もそれなりですが、かなりのバリエーションがあり、見ているだけでも楽しい! スプレー式やクリームはもちろん、ソックタッチ形式のものもありました。100%ナチュラルのアンチ・モスキートオイルも売っています。

●パラディ・ウベアーー食事

 景観、部屋の内装、スタッフ....どれをとってもすばらしいホテルでした。食事もあっさりとしたフレンチで、胃もたれの心配はありません。夕食は6500cfpの1種類ですが、昼食は、前菜、メイン、デザートとも、5種類の中から選べるプリフィクス形式で、昼食は前菜+デザート=2000cfp、メイン+デザート=2500cfp、前菜+メイン+デザート=3500cfpと3つのコースがありました。このほか、+1500でメインをヤシガニに、+2000でロブスターに変えることもできます。単品はないので、子どもには大人の分の取り分けになりますが、うちの三歳児はどれも喜んで食べていました。出てくるまでにはそれなりの時間がかかりますが、オープンな作りなので、食事が出てくるまではプールサイドや砂浜をお散歩。これも、蚊がいない季節だからできること、ですね。

●持っていくと便利なもの

 子どもが食事の時間に寝てしまったり、途中でおなかを空かせたときのために、やはりある程度の食料は持っていったほうがいいと思います。で、このときに便利なのが、チャック付きビニール袋。部屋で食べたものをそのままにしておくと、あっという間にアリが群がります(麦茶パックにまで!)ので、食べ残しや紙皿はチャック付きビニール袋に入れてからごみ箱へ。

●シャワー

 大感激だったのが、パラディ・ウベアの浴室。固定式のシャワーで子どもの体を洗うのはとてもたいへんなので、海外旅行ではまず最初にバケツを購入するのが基本!だったりしますよね。が、初日のヌメアでみつけられず(後日、パームビーチSCの雑貨店と、スーパーミケランジェでバケツ付きお砂場セット発見)、そのままウベアへ。....ところが!パラディのシャワーは、なんと可動式。びっくり&大感激でありました。

●お洗濯

 パラディ・ウベアでは、基本的にはクリーニングサービスはやっていないようです。「簡単な水洗いとアイロンがけ程度ならいたします」と、説明書きにありました。部屋で洗った場合、天気が悪いと乾かないことも多いので、子供服は多めに持っていったほうがいいようです。

やたらと長くなりましたが....お役に立てれば幸いです!